平成14年度公共用水域及ぴ地下水の水質測定結果について−一部抜粋−


平成15年8月28目
千葉県環境生活部水質保全課

 水質汚濁防止法に基づき平成14年度に実施した公共用水域及び地下水の水質測定結果がまとまりました。
公共用水域の水質は、前年度に比べ全体でやや改善しました。特に手賀沼については、CODで8.2mg似前年度11mgωと大幅に改善しました。
また、地下水については例年と同様の傾向にあり}概況調査における硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の測定結果では、測定井戸の15%が環境基準を超過していました。


 第1公共用水域
1測定内容
(1)測定対象
69河川、4湖沼及び4海埣について合計178地点(生活環境の保全に関する環境基準類型指牢85水域156地点及びその他の水域22地点)で年間4〜24日水質測定一を実施

(2)測定項目
健康項目26項目、生活環境項目等50項目

(3)測定機関
千葉県、国土交通省、東京都及び水質汚濁防止法に基づく政令市(千葉市、市川市、船橋市、松戸市、柏市及ぴ市原市)

(4)測定期間
平成14年4月から平成16年3月まで

2 測定結果
(1)環境基準達成状況
ア 健康項目
健康項目26項日のうち、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素を除く25項目では、環境基準を超過した地点はなかった。硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は2河川2地点(高田川(銚子市)及び忍川(銚子市))において環境基準を超過した。環境研究センターによるこれまでの調査から、源流部及び湧水の硝酸性窒素濃度が高いことが判明している。この一地域は畜産と畑作が盛んであることから、関係機関において家畜排せっ物の適正管理及び適正施肥等の指導を行っているとこうであり、今後とも負荷削減減に向けて関係機関と協議していく。

 地下水
1 測定内容
(1)測定対象
ア 概況調査
地下水質め概況を把握するため、県内2kmメッシュごとに1本の井戸を抽出し、全体で266本について水質調査を年1回実施

イ 定期モニタリング調査
これまでに汚染が確認された地域の地下水汚染の状況を継続的に監視するため、地域ごとにユ本の井戸を対象とし、全体でユ141本について水質調査を年1〜2回実施

(2)測定項目
ア 概況調査
環境基準項目26項目、要監視項目3項目、全29項目
イ 定期モニタリング調査
砒素、四塩化炭素、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等の15項目

(3)測定機関
千葉県、国土交通省、及び水質汚濁防止法に基づく政令市(千葉市、市川市、船橋市、松戸市、柏市及び市原市)

(4)測定期間
平成14年4月から平成15年3月まで

2 測定結果
(1)概況調査
ア 地下水質の状況
測定井戸266本のうち、9本の井戸で砒素、39本の井戸で硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、1本の井戸でふっ素並びに1本の井戸でほう素が地下水の水質環境基準を超過したが、残り216本の井戸では、すべての項目について地下水の水質環境基準に適合していた。

イ 基準超過に伴う汚染源調査等
砒素については、周辺にこれを使用する事業場等はなく、環境研究センターこよるこれまでの調査から、自然界の地層に存在する砒素の影響によるものと推定された。

・硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素については、畑地における過剰施肥、家畜排せつ物の不適正処理、生活排水の地下浸透など汚染源が多岐にわたっていることが考えられるため、負荷削減に向けて関係機関と協議していく。