千葉県については、(財)千葉県水産振興公社の平成14年度事業計画の中に「海洋深層水利用推進事業として、海洋深層水を利用した水産業の技術革新を含めた新たなビジネスチャンスの創設を図るため、深層水の取水適地である本県南部海域において比較的大量の取水を行い、深層水を公的機関等へ供給するとともに、平成13年度にとりまとめた基本構想に基づき、施設等の基本計画を策定する」との段階です。千葉県ではまだまだこれからの事業と言えます。
なお、水産局漁業資源課が窓口となって下記のような要領で海洋深層水の活用を図ろうとしています。
以下、漁業資源課の資料です。


海洋深層水の民間企業等への提供について
農林水産部水産局漁業資源課
I 要旨

 水産業を始めとした各種産業分野における海洋深層水活用による地域振興に資するため、水産研究センター等県の試験研究機関と共同研究を行い、利用技術の開発を行おうとする民間企業等に対して、県が試験採水する海洋深層水の提供を行う。

U 概要

1. 第1回試験採水について

(1)実施日

平成14年9月6日(金)

(2)スケジュール

午前4時30分

鴨川漁港出港
午前5時 採水ポイント着、採水作業開始
午後3時30分 鴨川漁港帰港
以降 海洋深層水の陸揚げ、配布

(3)採水ポイント

鴨川沖(距岸約5キロメートル)の鴨川海底谷水深400メートル層

(4)採水方法

船舶を使用したホースによる簡易採水

(5)採水量

約6トンを予定

2. 企業等への提供について

(1)提供先事前に応募のあった、県の試験研究機関と共同研究を行う企業等13社
  (内5杜については次回以降の提供)
   水産関係(加工品・蓄養等): 10社
   食品関係(調味料・酒造等): 5社
   衛生関係(アトピー等): 2社
   農業関係(みかん育成): 1社

(2)提供場所

鳴川漁港、水産研究センター、水産研究センター富津研究所、工業試験場

(3)今後の予定

今年度内に4回(5〜10トン程度/回)の提供を予定

3. その他

(1)民問企業18杜の他、水産研究センター・工業試験場など7公設研究機関等においても海洋深層水の利活用に向けた試験研究を実施している。

(2)天候等により実施日、時問が変更する場合がある。