救急医療センターについて


 千葉県救急医療センターと同様の施設の新たな設置についてです。

 千葉県救急医療センターは、救急救命を目的に救急医療を専門に行う第三次救急医療施設として、昭和55年に千葉市美浜区磯辺に開設され、一般の病院では対応の難しい高度な医療技術で最善の治療を行っており、公的医療機関としては初めて高度救命救急センターに認定され、全国的にも数少ない単独型の「救命救急センター」として、24時間診療を行っております。また、同センターが県内にある救命救急センターの中でも、特に高度な救命救急が必要とされる

 1.重度の熱傷や多発性外傷患者の4割以上。

 2.指肢切断や中毒患者の3割以上。

 を受け入れているように、このセンターの役割は大きなものがあります。

 平成10年度の入院患者・外来患者の延べ数も増加しており、維持、運営経費には多額を要しても、県民の救命という観点から見れば、最も重要な施設であり、県でなければ出来ない施設であると言えます。

 県民は「健康でありたい」「急に病気になったら」「倒れたら」「すぐに対応、治療を」との、大きな期待があります。その期待に応えるためにも、搬送する上にも地理的にも身近に高度な救命救急センターがあることが理想であります。

 救急医療センターの地域別利用者状況を見ますと、平成10年度新規入院で、1,309人の利用中、千葉市の住人が920人、東葛南部が246人と多く、このことは、国道16号、14号沿いに利用者が多いく固まっていると言え、県中央部及び東部地域の利用者が少ないと言わざるを得ません。また、第3次救急医療体制の8つの救命救急センターの地理的分布を見ても、県中央地区は、空白地域であります。

 千葉市内の交通事情や将来の圏央道の供用を考慮しますと、単独型の救急医療センターを県中央部、特に千葉リサーチパーク構想で今後とも人口の増加が見込める、千葉市若葉区に望む声が多く、設置が必要です。